2015年

6月

12日

6/7気を出す生き方健康講座の様子 by院長

 梅雨に入り、なぜか暑かったり寒かったりの日が続き体調を壊す方が増えています。そのような中、講座を開催しました。今回は、初級を終えられた方ばかりでしたので中級コースの内容となりました。初めての方が来られた時には初級コースとなりますので、初めての方も安心して参加してください。 

 

  今回の気のストレッチの内容は、気がしっかりと出ているかどうかのテストの仕方をお伝えしました。

 普段、何気なくストレッチして筋肉を伸ばしているだけでは、筋肉は柔らかいけども、皮膚の状態はだらけてしまい、艶(つや)やかな気の通った健康的な皮膚にはなりにくいものです。

気のストレッチでは、ただ伸ばしているだけではなく気を通わすことを目的としていますので、気の滞りが解消され、肌や気持ちまで良くなってきます。また、病気や睡眠不足・ダイエットなど様々な効果があります。

 こういったたくさんの効果のある気のストレッチですが、きちんと出来ているかのチェックが必要です。よくやってしまいがちなやり方として、自分の曲がる範囲を超えて、無理やり曲げ、痛みを感じているのに、それでも曲げようとすることです。痛みが気持ちいいのか、不快なのかで異なります。

不快な状態でやっていてもテストをすると簡単に分かります。また、しっかりと遠くを意識していると、身体は柔らかいのに芯のある非常に強い身体の状態になっています。

 こういうように、気を滞らせる原因として、痛みを感じることと、気を出すイメージがないことがあります。この二つを除いて初めて出来ている状態になるのですね。きちんと出来ていると身体は非常に強くやわらかく気持ちもよく肌もツヤツヤの状態になってきます。なので、テストはその事を確認することなのです。

 具体的なテストのやり方は、気のストレッチを行う人とテストする方がいて、例えば座っていて脚を投げ出しての背中のストレッチの場合、テストする方はストレッチしている足先のあたりを持って上にあげようとします。気が出ていない状態では簡単に持ち上がりますが、しっかりと出しているとどっしりとしているのにもかかわらずやわらかい状態で身体全体の重みがかかっているようで持ち上げられません。

このテストは結構簡単に出来ます。痛みや気が出ていない時には、簡単に持ち上がるので修正する方法なども同時にお伝えしてしました。最初はたいてい持ち上がってしまうのですが、緊張している姿勢をリラックスするようにポジションや気持ちを変え、徐々に気が出やすくなりなりどっしりとやわらかくなっていました。

今回は、テストを通じてストレッチの修正を自分以外の方にしてもらう方法も学んでいただきました

初級コースは、一からストレッチのやり方を解説しながら、講義していきますが中級コースではストレッチしていく中での痛みや間違いやすいところを修 正していき、気が出てい状態をしっかりと指導していき、自分自身だけではなく、御家族の方にもきちんと伝えられるようにチェック(テスト)の方法をお伝え していきます。そうすることで、学びが深くなっていくようです。



 気の食養生講座では、気の流れを良くするための食養生をお伝えしています。

気の流れを良くするには、滞らせるものを食べ過ぎないようにすることがいいのですが、現代人には、私でもかなり一番難しいのでは?と思います。なので気の流れを良くするものを積極的に摂るようにお勧めしています。


今回は、中級クラスということで、東洋医学のさらにつっこんだ内臓と身体のだるさの関係、内臓と経絡と食事の関係、東洋医学に基づいた症状の解説(今回は身体のだるさ)といった内容をお話しました。

 

例えば、身体のだるさといっても、肺が関わる場合は風邪ぎみで身体がのぼせたような感じになることが多く、特に現在のような梅雨時期に良く見られます。

また、食べ過ぎ飲み過ぎなどで胃腸に負担がかかる場合には、身体の前面の経絡=胃の経絡に負担がかかるので前側に身体を倒すと痛みやこわばりを感じることが多いのです。

ま た、慢性的にストレスがかかって長い場合には、腰の反応として身体のだるさが現れることが良く見られ、これらは内臓では腎の機能が負担になっています。こ のように、一口に身体のだるさといっても、原因となる内臓が異なり、そのためそれを解消するための食事も若干変わってくるのです。今回はそういったことも プラスしてお話しました。




気持ちと体操講座では、日常的に行う立ったり、座ったり、歩いたり、物を持ったりという動作をしていても、気を出している状態を続けることを、お伝えしました。

普 段は、気を抜いていることが多いため、疲れたり身体のだるさとして現れてきます。気を出すことは日常的に普通に出せるようになるものです。そのコツをお伝 えしていきました。中級コースとしては、外見からは同じ立ち方・座り方・歩き方・物の持ち方をするのですが、気のストレッチ同様より深い心の安定をトレー ニングします。

 

  例えば、目の前にいきなり人が現れたり、なおかつその人がとても自分の好きなタイプだとしたら心は落ち着きませんよね。心が 落ち着かないと普段出来ていることも出来なくなります。また、静かにしている時には心は穏やかで、少々身体を押されても安定していますが、身体を動かして いる時には、同じようには安定していません。それを動いている時にも出来るようにするのが中級でのトレーニングです。


  また、今回から深いリラックスが得ら れる呼吸法も毎回やることにしました。慣れてくると、歩いていても出来るようになるこの呼吸法は身体健康の秘法です。身体の内から深いリラックスが得られ ます。 

 

 参加者の声

「長時間ありがとうございました、とても高度な内容でした。」

「テストする側の感覚のトレーニングが難しかったけど新鮮で良かった。」

「質問がしやすく、ディスカッション形式で面白かったです。」

「東洋医学についてもと知りたいと思いました。」

「ストレッチについてさらに理解が深まりました。」

「中身が濃くて興味深かったです。」

「受講生同士で、状態の変化を感じ取るのが面白かったです。」

「身体と心のつながりの深さに、学ぶことの奥深さをもっと知りたいと思いました。」

「人と身体の不可思議さを感じました。」