2017年

4月

21日

氣の世界

 氣という字は、気という文字はメという〆切という意味ではなく、

前後左右上下斜めも含めた四方八方にエネルギーが流れている

ということを表しています。

これは氣というものが、霊体を表しているとも言えるもの。

 

 東洋医学における氣は、表意文字という漢字を使うならばやはり「氣」

なのですね。

しかし、中国医学の教科書に載っているのは、気という字です。

中国語では、簡体字なのでメさえないエネルギーを意味しない字なのですね。

 

氣は停滞してくると、形を成してきます。目に見える存在として液体の状態

となり、さらに停滞すると固形の状態になってきます。

 

氣はもともと、飲食物から造られます。

肺から自然界の氣を取り入れて、胃において練って脾臓において

熟成されて腎臓のエネルギーを使って上に持ち上げられて、肺において全身

に散布されます。

 

氣は肺から心臓に行き、そこで脾臓で作られた血液に入ります。

ここで、心臓という重要な臓器に注目なのです。

 

心臓は霊体の中心、魂の存在するところ。

ここにおいて血液は赤化し、エネルギーが重点されます。

 

氣のエネルギーの造られる大元は、形を造るのは胃腸を司る脾臓ですが、それに魂のエネルギーを注入して全身に巡らせるのは、心臓なのです。

 

鍼灸を学ぶ学生さんに、ぜひこのことを伝えたい。

中国医学は唯物論に基づいて構成されているので、このようなことは伝えません。

 

氣は、きちんと理解してこそ治療に使えます。

魂のこもった治療だからこそ、さまざまな症状に対処出来ます。